地域に愛され、遠方からも人が訪れる
イベント型ハンドメイドショップ
「いけだ商店」成功物語
手作りの幸せが紡ぐ物語 ~「いけだ商店」の温かな世界~
埼玉県桶川市、知る人ぞ知る人気のハンドメイドショップ「いけだ商店」。
周辺はのどかな民家と畑が広がっており、「こんな場所にハンドメイドショップがあるの?」という環境の中にポツンと存在しています。でも、足を一歩踏み入れるとそこは別世界。心がときめく手作りのバッグや布小物が優しく出迎えてくれます。
まるで秘密の宝物庫のような空間に「何か特別な出会いが見つかりそう」訪れた人々がそんな期待をしてしまうお店です。
この物語の主人公は、Satoさん。
温かい笑顔と丁寧な手仕事で、訪れる人々を魅了する、注目のハンドメイドクリエイターであり、このショップのオーナーです。
起業の背景「この場所を自らの手で蘇らせたい」
かつてこの場所は、Satoさんの嫁ぎ先のおばあさんが営んでいた雑貨屋さんでした。そのおばあさんが亡くなり、忘れられた昭和のお店は、かつての往来を失い、静寂に包まれ、見た目もボロボロになってしまっていたそうです。Satoさんはそんな眠っていたお店を、自らDIYでリフォームすることで蘇らせたいとの想いで、夢への第一歩をスタートしました。
昭和の雑貨店から、白を基調とした明るく開放的な空間に生まれ変わった「いけだ商店」は、手作りの幸せを届ける温かな空間へと変貌を遂げたのです。
なぜ地域に愛され、遠方からも人が訪れるのか
駅から遠く、周囲には畑と民家が広がる立地に佇む「いけだ商店」。店舗経営の観点からは、正直、アクセスにかなり難がある、人通りの少ない寂れたこの場所に人を呼ぶことなど不可能に近いように思えます。しかも、「いけだ商店」はイベント型ショップのため、オープンは不定期で年に2回、各6日間。多くても年間12日程度しかオープンしません。すぐに忘れられてしまいそうに思えます。それでも「いけだ商店」の手作り作品の魅力と温かいおもてなしは、多くの人々を惹きつけて止みません。近所の常連客はもちろん、遠方からわざわざ足を運ぶファンも多く、特にオープン初日にはたくさんの笑顔で店内は溢れかえります。そしてイベントを開催するたびに、いつも飛ぶように売れていくのです。
その秘訣はどこにあるのか?私も取材をすすめるうちに、何故こんなに多くの人に愛されているのか、とても興味深いと思いました。
心ときめく多彩な商品ラインナップとコミュニティの広がり
「いけだ商店」にはオーナーのSatoさんがデザイン&制作したバッグや布小物が並ぶだけでなく、複数のクリエイターたちが作ったアクセサリー、フラワー小物、編み小物、スイーツなど、各々の手から生み出される個性豊かな作品が、委託販売として商品ラインナップに取り揃えられています。Satoさんは、ご本人の作品のファンと、それぞれのクリエイターたちのファンが集うことで、ひとつの大きなコミュニティを形成しようと考えたのだそうです。コミュニティには第一回開催時からSatoさんを支えてくれているメンバーも、頼もしい存在として参加しています。
想いを繋ぐ温かなコミュニケーションマーケティング
ハンドメイドショップをスタートして数年が経った頃、Satoさんは、季節やテーマに合わせて「日替わり」のイベントでお客様をお迎えすることにしたのだそうです。たった1日で店内の商品もディスプレイもテーマに合わせてガラリと変えてしまいます。
実は、テーマごとにたくさんの商品を用意するのは、想像以上に大変な作業。でも、Satoさんは「いけだ商店」を訪れるお客様に、ワクワク感と楽しさを味わってもらいたいという強い想いを持っています。だからこそ、一点物の作品との一期一会のような、運命的な出会いが「いけだ商店」には生まれるのでしょう。
さらにSatoさんは、LINEクーポンを活用し、来店ごとに1ポイント、5ポイントでなんとハンドメイドのバッグをプレゼントするというサービスも開始しました。LINEでお友達になって5日間通えばバッグがもらえるのはかなり魅力的なサービスです。
この新しいアイデアによって開催期間中には”毎日訪れる”という顧客が増え、「いけだ商店」の評判は口コミやSNSを通じてさらに広がり、ますます常連客が増えるという右肩あがりの好循環となっています。
コミュニティづくり&LINEの活用で不利な立地条件をクリア
「いけだ商店」は年2回の不定期オープンですが、オープン日が決定したら、SNSとLINEで告知しています。特にLINEお友達登録をしているコミュニティの人たちは、通知がくると開催日をワクワクしながら待つことになります。「いけだ商店」を訪れる人々は、心がときめく新しいハンドメイド作品との出会い、またSatoさんとの再会をずっと心待ちにしているのです。
「いけだ商店」が届けたいのは”handmaid&happy”
「いけだ商店」が届けたいのは、ただのハンドメイド作品ではなく、手作りから生まれる「幸せな気持ち」です。「handmade&happy」という想いを胸に、Satoさんは今日も手作りの幸せを届けるために、たくさんの作品を生み出しています。彼女の温かい作品と心遣いは、多くの人々に喜びを与え、人生を彩り豊かにしています。
Satoさんの愛情と丁寧な手仕事が込められた作品は、使う人の心を温かく包み込みます。訪れる度に笑顔になれる、使うたびに温かい気持ちになる、そんな特別な出会いがここにあります。
「いけだ商店」は、あなただけの特別な出会いを見つけられる場所。ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか?
「わざわざショップづくり」成功の秘訣
Satoさんは地域に愛され遠方からも人が訪れる、集客力の高い「いけだ商店」の店舗づくりの秘訣や、ハンドメイドイベントの開催の仕方のコツについて聞かれることが多く、そのノウハウを学びたいという人が増えてきたそうです。
不利な立地での店舗づくりのノウハウ・コミュニティ形成の秘訣・自宅ショップやレンタルスペースでのハンドメイドイベントの作り方・完売になる集客術などをオンラインで教えたところ、内容がとても好評で「真似しやすい」「ハンドメイドイベントの売上が3倍になった」など、Satoさんから学んで良かったと感謝の声が多くあるそうです。
そして「ハンドメイド作家のためのイベント販売成功の秘訣」をわかりやすく、もっと体系的に教材にまとめ、動画やテキストなどで、好きな時間にオンラインで学ぶことができるように準備をしているそう。
自宅ショップをはじめたい人、ハンドメイドを仕事にしたい人にはかなり必見の内容です。
私も続報がとても楽しみ!準備が出来たらこのサイトでもお知らせします!